俺も寝るか。



「..........。」
「すー。すー。すー。」


ね、寝れねぇー。

なんだ?
なんで、寝れないんだ。


眠たくて、眠たくてしょうがいのに、眠れない。


さっきから、奈央の寝息が俺の耳にかかって、目を閉じてもムズムズする。


あー。

もうだめだ。

寝れない。

そうだ。
もういっそのこと、明日も休みだし朝まで起きておこう。


テレビでも見て時間稼ぎすっか。

俺はベッドを出ようと起き上がる.........はずだった。


―ギュッ―


「っ/////。」


「私のヒーロー。

....むにゃむにゃ。」


ヒーロー?

なに?

2次元?

ってか、手が俺のからだに巻きついてるんですけどー!