「賢治くん!」

「なに?」

ぶふっ!

あれ?

「怒って.....る?」


「あ?怒ってないといえば嘘になっけど、休みが楽しみだから、どうにかなる。」


へぇー。

なんか、ニヤニヤしてこっち見てる。



なにか、あるのかなー。

「まぁ、いいや、帰るよー。



私はあの約束を忘れていた。


賢治くんがこんな楽しみにしているとも知らずに。