「杏、話がある」

『え?今?』

「うん。」

「じゃ、俺ら先帰ってるわ」

『うん。また代休の日ね』

代休は楽しみだな~

だって4人で遊びに行くから
あ、そう、未唯がさっき親に遊んでいいか聞いたらオッケーもらえて、みっちーが無理になったんだって・・・

でも、今は郁哉からの話だ

「杏」

『はい?』

「先輩に振られた後で悪いけど・・・」

『うん。』

まさか・・・ないか。



――――――――――「杏が大好きだ」

『え?うそ?』

「嘘じゃない」

『私も郁哉のこと好きだけど・・・・』

「好きだけど?」

『今、はい。って言ったらタラシみたいじゃない?あと、郁哉のこと一筋じゃないよ?それでもいいの?』

「自分で言うのも恥ずかしいけど俺のこと好きなんだろ?それに嘘はないんだろ?それならいい。」

『え、うん。』

「俺と付き合ってください」

『・・・はい///』