裕ちゃん…ごめんね。
死んで償うから…。

私は裕ちゃんの死に耐えられなくて自分の命を終わりにしたいと思った。
私が死んだら裕ちゃんが生き返るわけじゃない。
でも、裕ちゃんがいない世界なんて信じらないから…。
もう全て終わりにしたいんだ。こんな悪夢。


手首にあてがうカッターが皮膚を裂き、血がこぼれ落ちてく。痛みが身体を襲う…。でも、裕ちゃんはこんな痛みじゃなかったんだよね…。
ごめんね…私ももう少しでそっちに逝くから……。

意識が朦朧としていき私は……。