ついに学園祭当日。この日のために私たちは練習してきた。


「すっごい緊張するな…。」


「まぁ、焦らず頑張ってこうぜ‼︎」


「そうだな…」


「じゃ、みなさん頑張りましょう‼︎」


「えいえいおーっ‼︎」


4本の手が一つに重なった。


それはとてもきれいで儚い世界に一つだけしかない華にも見えた。


「次は軽音楽部の発表です。
お願いします。」