窓から赤紫色のような明かりが差し込む。


朝になってしまったようだ。


私はギターを撫でてみた。


早く、自分でどうにかしなきゃ。



いつも通り学校の準備をする。


「いってきます。」


お母さんはもう仕事に行ってしまったようだ。


私はいないはずのお父さんに手を振ってとびらを閉めた。