萌乃を車まで戻すと、美奈架や陽奈莉が飛び出して来た。 萌乃はビックリしていたが微笑んで 「ゴメンね。」 と、呟いていた。 ふとうえを向くと無数の星、満月があった。 「綺麗だな。」 「こういう静かな場所こそ見えるのかしらね。」 ニコッと笑った萌乃の顔は穏やかでまた胸を打たれた side end