《梨花……どこにいるんだよ……》

数日たっても梨花からの連絡はなし。

怜も連絡する勇気がないらしい。

《あ!梨花から電話だ!!》

やけに嬉しそうだなw

《もしもし…?》

《もしもし、壱葵くん?ちょっと話がしたいんだけど、今からいいかな?》

怜は壱葵くん、という言葉が

気になるみたいだがそこはおいておく。

《わかった!じゃ、会社の近くの公園でいいか?》

《ええ。それじゃ、あとで》

電話を切って公園に向かう怜。

公園について数分後に梨花が来た。

《ごめんね、待った?》

《いや、大丈夫。それで、話って?》

《ちゃんとケリつけたくて。この前は私が一方的に別れたし。今回はちゃんと別れに来た》

《は…………?》