「雪、ちょっと…話があるんだけど」
「雪は俺に勉強教えてんだけど。邪魔しないでくんね?てか、昨日話したはずだろ」
「いや、昨日は…」
「恋夜、俺は話する気はないから。だって…俺たちもう別れてるでしょ?」
そういうと目を大きく見開いた。
「……トラ、他にわからないとこは?」
「んー、じゃあここは?」
「結構難しくなるぞ」
恋夜はゆっくり自分の席へ座った。
魂の抜けたような感じで
机に突っ伏している。
なんであんな態度とるんだろ。
期待させるのもいい加減にしてほしい。
もう苦しくなるのは嫌だ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…