「はあ………もう2ヶ月もたつよ?」

少なくとも2ヶ月前まではこうじゃなかった。

ちゃんと相手を愛してた。

今となっては愛されてないけど。

ふと、窓の外をみた。

………………見なければよかった。

そこには恋夜と知らない男の子の姿。

そして、ゆっくり………キスをした。

それを見た瞬間、屋上へと走った。

屋上の扉が大きな音をたてて開く。

「俺の心とは裏腹に…………晴れてるな」