看護師は、最後の言葉をポツリと言うと、ばあちゃんと同じように去って行った。 「んなこと言われてもわかんねぇよ…っ」 俺は花蓮が倒れた場所のテラスで叫んだ。 「花蓮のトコにでも行くか…」 俺は、花蓮の部屋番号を教えてもらって、病室へと向かった。