ー次の日ー



「拓弥くん、私から呼び出したのに遅れてごめんね。」


「いいよ。」


「あのね、やっぱり拓弥くんとは付き合えない。私にはこんな私を応援してくれるファンの人がいるから。

まだそのファンのみんなに笑顔を届けてないから……ごめんね、バイバイ」



私は、走った。


たくさんの人が私を見るけどそれでも走った。




私の短い恋が終わった………。