昼休みの始まる鐘が鳴り終 わり、教科書をしまうと、 奈緒が私のところまで来た。 「彩花〜。 お昼一緒に食べよ〜!」 「あ、うん。いいよ。 どこにする?」 「私今日お昼持ってきてな いから食堂行っていい?」 「うん。 いいよ、いいよ〜。 ここ食堂なんかあったんだ。 楽しみ〜!」