これから病院にいくのにこんなことじゃ駄目じゃん……
そう思って、気合いを入れる。
「何、気合いいれまくってんの?」
『へ?』
いつの間にか、昂が階段の手すりに顎をのせてこっちをみている。
ばれちゃったかな……?
一瞬ドキッとしたけど、昂は気にしてない様子で
「準備できたんなら、早くいこうぜ?」
と何故か耳元で囁いた。
あれ?
キャラ違うくない……?
不思議に思ってそれとなく聞いてみると
「翔の真似」
ってつぶやいて
笑った。
あ……
また無理してる─
『そっか』
それでも
しょうがないことってきっとあるよね?
そう思って、気合いを入れる。
「何、気合いいれまくってんの?」
『へ?』
いつの間にか、昂が階段の手すりに顎をのせてこっちをみている。
ばれちゃったかな……?
一瞬ドキッとしたけど、昂は気にしてない様子で
「準備できたんなら、早くいこうぜ?」
と何故か耳元で囁いた。
あれ?
キャラ違うくない……?
不思議に思ってそれとなく聞いてみると
「翔の真似」
ってつぶやいて
笑った。
あ……
また無理してる─
『そっか』
それでも
しょうがないことってきっとあるよね?