三篠の言葉は重みがあって、すぐに信じられてしまう。




私は三篠に微笑んで、コクリと頷いた。




「さぁ、三篠様に鵺姫様!俺の店で茶でも飲んでってくだせぇ!さ、こっちです」




お茶屋さんの店主が私と三篠の背中を押して店に入れてくれた。




「あ、ズルい!アタシ等の店にも来ておくれよ!
鵺姫様の人間界の話を聞かせておくれ」




女性の混妖が私の元に集まって来たりと、私と三篠の周りは混妖達で溢れかえった。




それからいろんな店を回って、いろんな混妖とお話をした。




その中で三篠への批判は一つもなくて、皆満足するくらいだと言ってた。




私の人間界の学校を教えたら、皆興味津々で聞いていた。




女性の混妖は特に人間界の男について興味津々だった。




こうしてる間に、私と三篠が帰ったのは夕方近くだった。