もう迷いなんてなかった。
この気持ちを祥くんに伝えたらそれで
終わるつもり。


困らせてしまうことはわかっている。
叶わないことも…辛いけどわかってるから


答えは求めてない。

ただ後悔しないために…

そう思った私の手元の携帯ディスプレイが
光る。


“水曜日、遊園地いきませんか?”