幼かったあの頃は本当に毎日泣いてた。



でも最後は絶対に笑顔で
僕を笑顔にしてくれる。


彼女の手に持っていた箱が落ちる。
僕は小走りで駆け寄って


『これ、どうぞ』

アイドルスマイルを向ける。