悲しそうなおぼろげな顔。

お母さんの気持ちは分かってる。
でも…。

私は我慢ができなかったんだ。


「これ。」
差し出されたのは
何枚かの写真。

「いつの写真?」
見覚えのない写真に私は戸惑う。