俺達は、新学期早々女子達に囲まれていた

はぁせっかく悠哉とまた同じクラスになれたのに

ガラガラガラ

ドアを開けたとたんに女子達が俺らのところによってきた。

このクラスの女子全員いるんじゃないのってくらいで、教室の中が全然見えなかった

「紫宛君とおんなじクラスになれて嬉しい!」

「紫宛君、仲良くしてねっ」

この子達のせいで、ずっと立ち往生している。早く席に座って休みたいなぁ
そう思っていたら

「俺ら席座りたいんだけど」

と悠哉が言ってくれた。さすがは、俺の親友だ

でも

「ごめんね、紫宛君達の席ってどこだっけ?」

「早く行こう」

えっ、ついてくるんだ。二人だけで戻りたかったのに

仕方なく、女子達と席にいくと

隣に女の子が座っていた、俺らのところにこない女子いたんだ

席について、隣の子に声をかけようとすると

「よろしく って君!入学式の」

入学式に怖そうな先輩達を倒していたあの女の子だった

『あっ』

あの子も俺に気づいたみたい。でも、あれ?もしかして

「君、もしかして相川 藍華さん?」

『はい、そうですけど』

やっぱり、噂とかでは聞いてたけどやっぱり可愛いな

「あなたは?」

えっ、俺の事知らない子この学校にいたんだ、珍しい

「碓井 紫宛だよ」