「おい、大丈夫か!!?」


「・・・」


相変わらず声は出なかった。


おかげで彼女を心配させてしまったじゃないか。





<<本当はなにがしたかったの?望んだのはなんだった?幸せ・・・?

誰の?


こんなことして何がどうなるの!?>>




僕の中で心が交差する。こんなこと思ったらいけないのにね。


<<なにしたってあんたが起こした禁忌は変わらないんだからね??>>


もう、やめてくれ、わかっているから。
いけないのは僕だから。
僕の所為。

ほかの誰も悪くないから!!!!!!!!!!!!!!