「良樹は・・・・後悔しているか?」
「そ、そりゃあ」
「そうか。だったら信じる」
「うえっ!!?」
まさかそんな答えが帰って来るなって思わなかった。
「私は記憶がないから分からないが良樹が悪いようには見えないし、たとえ私があんたに殺されてしまったとしたって・・・」
ただ、聞いてるしかできなかった。
「生きていてあんたと過ごしていた私は、とても幸せだったと信じているから」
「そんなこと言っていいの?」
「ああ。私は幸せだった。最高に」
こんな答え望んでいなかった。だって僕は・・・・!
「おい、泣くなって」
目からは涙が出ていた。その涙の意味はわかんなかったけど