「うん、死んだ。ある人に殺されたんだ」
「・・・・」
「僕がさくらを殺したんだよ」
「・・・・!!!?」
彼女は何も言い出せていなかった。まあ、当たり前だけど。
「今聞いたよね、さくらの事を知ってるかって。
・・・知ってるさ、とてもよく知ってるよ。
だって僕らは恋人同士だったんだから」
「・・・そ、そんな・・・」
「信じなくてもいいよ。
別にさくらの好きにしたらいいさ。
ただ、記憶がないのも初めに変な感じがしたのも・・・」
僕らは・・・・・
「そういうことかもって思ってくれたらつじつまは逢うと思うんだけど」