「えっ・・・?」


ボクの名前を言ったら彼女は一瞬ぽけっとしてそしてすぐに頭を抱えて苦しみだした。



これは当たり前なんだ。決まっていた。



そして気を失ってしまった。



僕はひとまず楽な格好に寝かしておいた。


これからどうするかは彼女自身にかかっているから。










僕はなんでもない、何にもなれない、ただの嘘吐きさ。