「中川先輩はまだ部活やってるよ」

橘君が教えてくれた

「そうなんだ〜」

ゆるく返した

橘君はまなちゃんを見つめていた

その顔はなんか、んーなんというかきれいだった

「んじゃね、はな先輩」

見とれていたら、不意に橘君がこちらを向きいってしまった