今は部活が終わってまなちゃんを待っているところ

「まなちゃんまだかなー」

壁に寄りかかり体育館を覗いていたときバスケットボールがこるがってきた

(拾った方がいいよね?)

私はボールを拾った

「すみません」

体育館から走ってきたひとは今日みた顔だ

「橘君?」

「ん?あー、、、ちびっこ先輩だ!!」

「え!?今、わかんなかったよね?!あったばっかりだよ!?しかも、ちびっこじゃなーーい!!!」

ちょっと大きい声だしちゃった

「わりぃわりぃ」

橘君はヘラヘラ笑ってる

「はな先輩だろ」

名前を言われた瞬間ドキッとした

「う、うん!」

顔が熱い
きっと真赤になっていると思う

見られないようにうつむいた