君と出会ったのはある放課後

羽奈side

眠かった授業も終わって、一息ついたとき

「はーなー、部活いつ終わるー?」

人見知りな私のたった1人の親友美人で女子からも男子からも好かれる中川真奈美ナカガワ マナミが話しかけてきた

「えーと、5時半くらいかな!
まなちゃんは?」

まなちゃんは私に抱きつき、私の頭に顎をのせた

「あたし、6時~
はな5時半かー、演劇部って結構長いね」

「そう?
まなちゃんはすごいね
バスケ部なんてあたしには無理」

まなちゃんは身長高くて羨ましい

「へへ、羽奈は運動音痴だもんね(笑)」

「ひどー!まあ、図星だけどさー」

まなちゃんはときどきグサッとくることを言うんだよなぁ

「拗ねるな笑
可愛いちびっこめ!」

「ちびいらないし、可愛くもないよー」

たまに、まなちゃん私のことをちびっこって言うんだよー
ちび……………

傷つくよー