私はそれより
大事なことを忘れていた

「人形!博史!
階段に落ちてた人形は!?」

博史にそう言うと
博史はニッコリと私の方を
向いて笑った

「安心しろ!
あの人形は神社に
おいてきた」

「………え?」

神社に?

「よかった~…」

……つーかよくそんなこと
できるなー博史…
さすがバカ…

「そうだ!ご飯食べる?」

私に訪ねる志穂

「いいや…今日は
食欲ないし……」

「そっか…わかった!
早く元気になってよ♪」  

「私…まだ病人じゃないよ…」

志穂は私の言葉に驚いていた

いや、こっちがビックリだよ…
 
すると…
 
カチャ

「ただいまー香!」 

!!お母さんだ!
でも、まだ8時にもなっていない
何で今日は早いんだろう?

ドタドタッ!

「香ー!!」

「お母さん?今日は何で
早いの?」

私はお母さんに訪ねると
お母さんは私に近づき


ぎゅっ


抱きつかれた