『その点もミリヤが起きたら確認を取ってくれ。』と団長が言うと俺は
「分かりました。」そう言うと団長は俺に労いの言葉を掛け、電話を切った。
ミリヤが寝ている寝室に目を向けて《ゆっくり休めよ?》と心の中で語り掛け、俺にあてがわれた部屋に向かい、眠った。
ー翌日。sideミリヤー
ラスティの地に足を踏み入れたら、多くの国民が集まっていた。…えっ?
「ミリヤさま、最優秀賞、おめでとうございます!」と皆、口々に称賛の言葉を言う。
…あっ!コンクールのだね。
と思い微笑んで手を上品に振った。
ウヮ~!!っと歓声が上がった。
何時までも居たら空港の人や他の利用者に迷惑だから空港を後にした。