ユウキが離れると淋しくなった。

…あれ?わたし、ユウキにもっとキス、して欲しかったのかな?

「…ミリヤ、そんな顔するな。煽ってるのか?」って言われた。

「…煽る?」分からなくて聞き返すと

「無自覚か…」とユウキが呟いた。

分かんなくてわたしはむ~っとするとユウキがキスをくれた。

恥ずかしくて、ユウキに抱き付くとユウキはわたしの頭を撫でてくれた。落ち着くな…。

ずっとユウキと居たかったけど、夕食の時間になりわたしたちはピアノ部屋から出た。