ー翌日sideミリヤー
朝食を食べるために食堂へレイスさんと向かった。
…はっきり言うと怖い。ユウキさんなら怖くないのに。
何でだろう?…分かんない。
考え事をしている内に食堂に付き、朝御飯を食べた。
今日から登校日になる。
上流階級が多いってお兄さまが言ってたけど、わたし、付いて行けるのかな?
不安だな…。
学院の制服はふくらはぎまで丈がある細身の白のワンピース、黒の羽織るタイプのブレザー、茶色のショートブーツと言う感じ。
荷物はレイスさんが持ってくれてる。…遠慮したんだけど、『私の仕事ですので』とやんわり断られた。
お城の門でユウキさんに合流した。
「ユウキさんも制服…?」私の疑問にユウキさんは
「まだ、私は課程を修了しておりませんし、学生として近くに居れば何かあれば直ぐに対応できるので。」と答えた。