「私はアリスト・マキア…この水の国の姫よ。」

「へっ?どういう事?水の国?姫?」

質問ばっかりしてくる…。

Γもう!!詳しい事はちゃんと説明するからとりあえず乗って。」

ごちゃごちか言っさいる姫を無理矢理ポワンに乗せた。

「お…落ちる落ちる。」

動き出すと下を見ながら座っている私の腕をつかんでくる。

「高所恐怖症なの?それとも絶叫系の乗り物とか苦手?」

「ううん。高所恐怖症じゃないし、絶叫系の乗り物は大好き。」

姫の顔が真っ青。

「じゃあいいじゃん。なんでそんな怖がってるのよ。」

「命綱ないじゃん。落ちたら確実に死ぬよ?てかこれなに?」