「奈美、よかったじゃん!」

真紀が自分のことのように
喜んでくれた。


「うん!私、今
とーっても幸せ♪」


私は心から
そう思ったんだ。


「おめでとう!」


みんなが祝ってくれた。


「ありがとう!」


私はそう言って
買ってきた花火を
取り出した。