「あっ、みんなのところ
行かなきゃ!!」


私は少し
慌てたように言った。


「ちょっと待ってよ。
奈美が買った【ラブ花火】
っていうやつやってみよ?」


聡のお願いが
断れるわけもなく


「いいよー☆」


私はオッケーした。


二人で花火って
なんかいいなぁ…


このまま
時間が止まればいいのに。