「じゃあ奈美帰るね♪
これ以上聡のお母さんに
迷惑かけられないし。」


着替え終わったことだし
私は自分の家へ
帰ることにした。


「そっか。
そこまで送ってく。」


「ありがと。」


私たちは階段を下りた。


「奈美ちゃん、おはよう。
もう帰るの?」


聡のお母さんがいた。


「はい。
私もやることあるんで。
いろいろとお世話になりました。」


「いえいえ。
また泊まりに
いらっしゃいね。」


「はい!では。」


そう言葉をかわして
私たちは聡の家を出た。


「気をつけて帰れよ!」


聡が私の頭を
ポンッとしながら
そう言った。


「うんっ♪
じゃあ、またね!」


「おぅ!またなっ。」


私は自転車に乗り
家へと帰っていった。