恋とも呼べないような、
そんな儚いときめきとか、
そんなのもあったけど。

あんなに消したかった記憶も、
あんなに忘れたかった人達も、
とうとう色褪せてくると切ない。

だから、
雨の日くらいは思い出そう。

水面に波紋を広げるように、
色んなことを思い出していく。

そうすれば、また色付くから。