私の降りる駅がきてしまった。 今日はもうこれで彼を見ることが出来ないと思うと、少し気分が落ちる。 私が降りても彼はまだ乗っている。 一体どこの駅で降りるのだろうか。 「また明日。」 心の中で呟いて、名残惜しくも電車から降りる。