「お前どんだけ寝てねぇんだよ。

響はもう呆れている

嘘だ……少し寝るだけのつもりが ……

周りはもう赤かった朱色。

真上にあった太陽はもう沈みかけ ている

あれ……俺…

「おい起きろ。帰るぞ」

バコッとカバンを投げられる

「ってぇな!

そう言うと

「早く来い」

と一喝。スタスタ行ってしまう。

「おい!てめぇふざけんな!人の カバン投げんな!待てよ!」

俺と直太も急いで後を追う

馬鹿みたいにはしゃぎながら家に 帰る

黒く長い影が3つそれぞれ個性的 に動く