「いやだな〜、怜先輩。俺、悪魔じゃないですよ?」
夏目君の顔が、いつもより色っぽく感じてしまうのは、あたしが意識しているから…?
普通に笑ってるだけなのかもしれないけど、可愛いだけじゃなくて、そこにはちゃんと"カッコ良さ"も含まれている気がする。
今までもそう言う事はあったけど、それよりも"何かが"違って見える。
それは、夏目君にあんな事を言われたからなのだろうか……?
それとも別な理由が…?
「怜先輩、俺と話してる時は俺の事だけ考えてくださいね?」
「な、なっ…!」
またもや、"甘い言葉"。
それに反応する周りのファンのみなさん。
……いい加減慣れたらどうなの?って思うけど、あたしもこれには慣れないでいる。
休み時間の度に、教室や廊下には黄色い声が溢れかえっていて、その都度あたしは耳を塞ぎたくなる。
夏目君の声は聞いていて落ち着くけど、女子のこの甲高い声はどうしても聞いていられない。
もう少し場の事を考えて、言葉を発言してほしいと思うけど、きっと夏目君の事だからそんなの無理なんだろうな…
夏目君という存在自体、目立ちすぎるんだもん。
夏目君の顔が、いつもより色っぽく感じてしまうのは、あたしが意識しているから…?
普通に笑ってるだけなのかもしれないけど、可愛いだけじゃなくて、そこにはちゃんと"カッコ良さ"も含まれている気がする。
今までもそう言う事はあったけど、それよりも"何かが"違って見える。
それは、夏目君にあんな事を言われたからなのだろうか……?
それとも別な理由が…?
「怜先輩、俺と話してる時は俺の事だけ考えてくださいね?」
「な、なっ…!」
またもや、"甘い言葉"。
それに反応する周りのファンのみなさん。
……いい加減慣れたらどうなの?って思うけど、あたしもこれには慣れないでいる。
休み時間の度に、教室や廊下には黄色い声が溢れかえっていて、その都度あたしは耳を塞ぎたくなる。
夏目君の声は聞いていて落ち着くけど、女子のこの甲高い声はどうしても聞いていられない。
もう少し場の事を考えて、言葉を発言してほしいと思うけど、きっと夏目君の事だからそんなの無理なんだろうな…
夏目君という存在自体、目立ちすぎるんだもん。