私もビックリして、持っていたお箸を落としそうになった。

「な、何でイキナリ?!」


「私にも、ぜんっぜんわかんないよぉ~月島先輩とだって一昨日会ったばかりだよ……?」


「でも、わざわざ一年の教室まで来てくれるなんて、よっぽどのことだよ!?」


「うん……もしかしたら、昨日気がつかない内に月島先輩の気に入らないことしてたかも……って思ったりもしたんだけど……」


「え~…それは有り得ないよ~!仮にもそうなら、よっぽどの事したってことだよ?!心当たりないんでしょ?他に何かちょっとでも思い当たるふしはないの??」


思い当たる事―…また一応考えて見るけど、やっぱり無くて私は、「うん」と頷く。

でも、あるとするのなら―…