「すっげぇ人じゃん!」


隣駅に着くとたくさんの人で溢れかえっていた。


「本当だぁ‥」
「ワクワクしてきたあぁ!早く行こうぜ!陽菜はぐれんなよっ?(笑)」


彗斗が先頭になり私たちは歩き始めた。


「そういえば…緋呂くんはどうして?」

「なにが?」

「どうしてここに?てっきり彗斗だけだと思ってた。」

「彗斗に誘われたんだよ(笑)どうせ暇やったしちょうど良かったわ」

「…緋呂くんがいて良かったよ//」

「え?」


私は聞こえるか聞こえないくらいの声で呟いた。

言った後に急に恥かしくなってきて、照れてるのがバレないように私は彗斗の隣へ行った。



私…何言ってるんだろ。


聞こえて…ないよね?