「そこまで言うなら…応援するよ。」

「え?」

顔を上げると笑顔で私を見つめる莉緒がいた。


「陽菜ちゃんが羨ましいなぁ~‥真剣に一人だけ想えるなんて。幸せになんなきゃね♪」


私は「うん♪」と頷いた。



その後、世間話をちょっとだけして喫茶店を後にした。