なんだろう…この気持ち。



緋呂くんが愛しくてたまらないよっ……



緋呂くん…緋呂くん……



そう心の中で何回も緋呂くんの名を呼んだ。



それからしばらくして緋呂くんは泣きやんだ。



私から離れて「かっこわりぃ…」なんて呟く緋呂くん。




「かっこわるくなんかないよ!緋呂くんはかっこいいもんっ!!」



私がそう言うとクスクス笑い出した緋呂くん。
さっきまで泣いてたくせに……



そう思ったけど緋呂くんの笑顔を見れて幸せだった。



「陽菜ちゃん…目閉じて?クリスマスプレゼントあげる」


緋呂くんにそう言われて私は言うとおりに目を閉じた。



目を閉じた瞬間に唇に温かいものが触れた。



コッソリ目を開けると…
すぐ目の前に緋呂くんがいた。



近いよぉ………//