なんかあったのかな…



いつもの元気さがない緋呂くんにちょっと違和感を感じた。


いつもなら笑ってくれるのにな…



いつもなら゛緋呂くんだ//゛なんて心の中で喜ぶあたしだけど今日はとてもそんな気分にはなれなかった…



緋呂くんの目の前でしゃがみジッと緋呂くんを見る。
俯いているからか緋呂くんの表情がよく分からない…



「なに…?」


「いや…えと………」



突然顔を上げるもんだから私はどうしたらいいか分からなくて緋呂くんから目を逸らした。


…途端に大きくなる胸の鼓動。緋呂くんに出会う前まで知らなかったこのドキドキ・・・