その日は眠りに就くことが出来なくて… 気付けば朝だった。 ふと窓の外を見つめると雪がヒラヒラと地面に向かって落ちていた。 「今日はホワイトクリスマスかぁ…今ごろ梨華はまだ寝てんのかなぁ。」 そんなことを思いながら梨華を想う。 それから何時間経って、俺は出かける準備をした。 本当は明日会うはずだったんだけど、梨華に無理言って変更してもらったんだ。