「へぇ~…池山くんて結構やるじゃん♪でも池山くんも辛いね!だって陽菜ちゃんは好きな人がいるんだもんねっ」


「そんなに言わないでよ…あたしだって悪いって思ってんだから…」



「あはは♪」


今私は莉緒と一緒に喫茶店に来ている。
今日起きたことを誰かに聞いてほしくて莉緒に話した。


でも選択ミスかもしれない。


私は少し頬を膨らませて莉緒を見た。


「ごめんごめん(笑)でもさ真剣に考えてみなよ。きっと大切にしてくれるよ」


「うん…」


「まぁゆっくり考えてみなって♪」


莉緒はそう言って残り少ないジュースを飲み干した。