「来夢。早くこい」


 こいつは、田島空。


 俺らは小さいころから同じ家に住んでいて


 よく分かち合える相棒でもある


 同じ家に住んでいたのは、


 俺が小さいころ、捨てられたいたのを田島総長に


 拾ってもらった。


 そう、空は、総長の子供だ。



 ちょうど、同じくらいの年だった俺らは


 分かち合えた。


「空。今日は女らしいが?」



「そうらしいな。確か、姫とか呼ばれてる伝説の
 ボスらしいぞ?」


「はっ。どーせ勝てねえだろ、俺らに」


「どーだろ、かなりの美女だってよ」



「惚れんなよ?」


「惚れるわけねーだろばか。」