そこは別室になっており、ドアを挟んだ向こう側。
壁には5m以上の本棚の中に本が敷き詰められていて、まるでドラマに出てくるような場所だ。
壁にはいくつかの脚立が設置されている。
防音の壁で、広々とした空間が目の前に広がる。
もっと言ってしまえば、その先に個室もある。
ここではあまり人は見かけないが、今日はあの人がいた。
ドアを開けたらすぐ、本が敷き詰められた壁の中心にとてつもなくでかいテーブルが置かれている。
彼は奥の端の方で分厚い本を読んでいた。
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