私は、小さい頃から人見知りでずっと1人だった。
「美夜ちゃん、一緒に遊ぼう?」
みんな私が1人でいるから遊ぼうっていつも誘ってくれた。
でも、私はいつも決まって
「こっちに来ないで。私は1人でいる方が落ち着くの。」
と言っていつも周りの人を突き放していた。
でも、私は出会ったんだ。
「1人なんておもんないじゃん!それにみんなで遊んだ方が絶対楽しいよ!」
こんなに私に突き放されても諦めずに誘ってくる子を。
名前は『音宮和人』。
この日から私は和人といつも一緒にいるようになった。
隣に和人がいるのが当たり前になっていた。