夏休みが始まって、お祭りのシーズンがやってきた。

ある日−2組の“松川遼”からメールが来た。
〈俺さー朝木の事好きなんだよね…だから協力してくれない?〉
という内容だった。
朝木とは…あたしの小学校からの友達の“ちな”の事

ちなは、小さくて可愛くてすごいモテる。


〈いいよ!!!告るんでしょ?〉
〈おう!!だから会うきっかけを作ってほしい。〉
〈分かった!!他のみんなにも協力してもらおう!〉


あたし達は、来週やる地元のお祭りをみんなで行って、2人にしようと決めた。

それまでに男女3人ずつ集める事にした。