でも、思ったより慎吾は拓の事は口に出さなかった。

毎日ふつうにくだらない話をするだけ


なんだか慎吾と話していると楽しくて授業中に先生に立たされる事もあった。

それでもあたし達は、笑って流していた。









放課後─

部活が終わって亜優と帰っていると。
亜「あのさー。明日、慎吾と一緒に帰る事になったんだ♪だからゴメン!!一緒に帰れない!!」
申しなさけそうに言われたが、亜優は嬉しそうだった。

『うん!!!分かった。良かったね♪』
亜「うん♪ありがとー!!!」


亜優の嬉しそうな顔を見るとなぜかあたしまで嬉しくなってきた。



その時までは…